自分用メモ～本からの抜粋～

イニシエーションについてメモメモ。
でも、ずいぶん昔に書かれていた本の内容が、現在のラブスピースのイニシエや真実に酷似していたりして驚きだ。
結局、時が経とうと真実は揺るがないものなんだなー。



マイトレーヤの使命／第一巻　ベンジャミン・クレーム著

ｐ１７３
人が実際に秘儀の導師(イニシエーター)の御前に立つ以前に、その人は既にイニシエートであるということを認識することが大切である。
まず我々の最初の師である己の魂が、その乗り舟である肉体人間を、生活体験と瞑想を通してイニシエーションを受けることが出来る時点にまで導く。それからハイアラキーの覚者が手を貸され、刺激と試みと奉仕の機会を提供して候補者を訓練し、イニシエーション秘儀の導師の御前に立って、導師が振るイニシエーションの錫(ロッド)のエネルギーの衝撃に耐え得るように準備するのである。

ｐ１７６
イニシエーションはプロセス(過程)であり、儀式でもなく(儀式を含むけれども)、試験に上手くパスすることでもないことを覚えておくことが大切である。
我々の外的物質界に横たわる霊的リアリティ、つまり我々の高位我である魂についての認識、さらに魂自身がその反映であるところの聖なるモナッド、神のきらめきについての認識の拡大であり、そしてそれを実現していく過程である。
転生している肉体人間と我々の」高位の側面との間に統一と一体感が、イニシエーションの様々の段階で徐々に成し遂げられていく過程である。

イニシエーションは達成された段階を示すのであるが、その達成をもたらすものではない。
人生そのものがそのプロセスの開発の領域である。日常生活の中での体験と試行錯誤、そして徐々に己に精通していくことを通して、全ての界における物質と意識をコントロールするようになる。


完全アセンション・マニュアル／ジョシュア・D・ストーン博士著

ｐ４４
(アリス・ベイリーの著書「イニシエーション」の一部を抜粋している)
試補の道とは、イニシエーションの道に選考するもので、人の生涯において確実に進化の諸力の流れに沿いつつ自己形成に取り組む時期を指す。当人は自身の責任をすべて引き受け、自身の資質の欠落部分を開拓、育成し、不断の努力をもって自身の人格を自ら司るよう努める。