はじめての奉仕・再

昨日は初めての蓮ちゃん家での奉仕だった。 京都入りしてから一昨日まではエゴって悶々としてたけど、インチャの恐れから開放されたおかげでスッキリとした気分で奉仕に向かう事ができた。 蓮ちゃんの前に立って笑顔でいられる自分が嬉しい。 挨拶を交わした後、蓮ちゃんがハグで迎えてくれた。 蓮ちゃんに奉仕でのおおよその流れを聞いた後、マップちゃんに家事の内容を教わって奉仕開始。 掃除、洗濯、洗い物など、これなら私にも出来る。良かった＾＾ マップちゃんと木隣と私の三人で家事をこなし、一通り終えると今度はベランダ掃除に着手した。 外でひとり掃除をしていると、室内から皆の楽しそうな笑い声が聞こえてきた。 何だろう、私も話を聞きたい！と思うが、 「パソコンを持参している皆と違い、私は持ってきていないし、今は奉仕中なのだから奉仕に集中しなければ！」 と自分に云い聞かせ、作業にひたすら没頭した。 でもやっぱり楽しそうな声が聞こえれば気になるし、後ろ髪が引かれるもの。 プチ葛藤をしつつベランダ掃除を終えてようやく皆の中に戻れたのだった。 後に蓮ちゃんにこの話をしたら、それは思い込やなあ（笑）と蓮ちゃんは笑った。 「私は最初からなんにも制限してないで～。」 「自分で何々しなければ～となってるだけや＾＾」 蓮ちゃんに言われて私はハッとした。 そう云えば蓮ちゃんはああしなさいとかコレはしては駄目とか一度も言わなかった。 ただ最初に私が奉仕って何をすればいいの？って聞いたから、「自分の家にいる時みたいにしてくれたらいいで～＾＾」って言われただけだった。 蓮ちゃんは始めから、あるがままでいい、と伝えてくれていたのだ。 それを「奉仕中は何も食べてはいけない」だとか「何かをする時は蓮ちゃんに断らなきゃいけない」だとか「奉仕中だから楽しそうな会話に入ってはイケナイ」だとか、自分で勝手に思い込んで制限していたのだ。 おおお、コレ私の癖なんだよね。 職場にいた時も散々繰り返した（笑） その都度「誰も何でやらなかったのかなんて責めてないよ」「絶対やれなんて誰も言ってないでしょ？流れだよ」 と言われたもんだ。 コレって自分にコントロール掛けてるんだよね。 そして自分に対するコントロール（制限、抑圧）が強い者ほど周囲に対するコントロールも強いのだ。 自分が受け容れられないことは、人に対しても受け容れられず、自分と違う相手を否定したり、自虐して「不幸」にひたって周囲の同情を求めたり、自分が苦しいのは「私を制限する周りのせいだ」とすり替えを始めることさえある。 でも本当は思い込みで自分を追い詰めているだけだから、誰かに責任を求めたところで事態は当然解決されず、結局は消化不良を起こすのだ。 （すべて体験談） すり替えて一時的には落ち着いても、自分の本当の状態に気付くまでは満たされることはなく、新たな攻撃に向かうか依存に走って誤摩化すことになる。 こうして無限ループに嵌まるのだ。 もちろん、そう云う学び方もアリなんだけどね（笑） （私はいい加減うんざりしたからさよなら宣言するぜ☆） この思い込み状態について蓮ちゃんからエッセンスが投じられ、自覚した為に今回はそこまでアイタタな事態にならずに済んだが、こういったすり替えやコントロールは頻繁に行っていたりする。 でも顕在の私が気付けなければ、蓮ちゃんや周りの皆が鏡になって様々にエッセンスを投じてくれるから、大変ありがたい。 こうやって、少しずつバランスを学んでいるんだね。 誰といても調和しながら、自分を見失わない自分になれる様に。 なんも無理しない、あるがままにでいられる様に。 何処にいても、何が在っても、誰といたってリラックスでいられる心地良さ。 最高の自己愛（他者愛）だ。 私はアシュラムでその学びを体験している。 だからこそ、奉仕のこの場所をビレッジ（まだ原型）と呼ぶのだ。 愛の土壌の上で、真の調和を見出だす場…。 なんて大きなギフトだろう。 そしてそれさえも、根源の私が創造している…。

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